ローインピーダンスの場合とハイインピーダンスの場合があります。
@ローインピーダンスの場合
(スピーカーのインピーダンスが4Ωから16Ω)
配線の導体抵抗がスピーカーインピーダンスの
5%以内にします。配線としては、
3.5muから8muのIV線やVCC線を使用します。
例えば8Ωのスピーカーに5.5muの撚線のIV線を使用
場合(導体抵抗値3.33Ω/km)は8Ω×0.05/3.33×2=60mと
なります。
Aハイインピーダンスの場合
(スピーカーのインピーダンスが数百Ωから数kΩ)
ハイインピーダンスの場合は複数のスピーカーが接続されます。
距離の目安としては同一のスピーカーラインに接続されている
スピーカーの合計インピーダンスの10%以内
におさえるようにします。
例えば、100系で3Wのスピーカーが10個同一ライン上に並列に
接続されている場合は合計インピーダンスが330Ωとなります。
配線として1.2muの単線のIV線を使用する場合
(導体抵抗値15.8Ω/km)は330Ω×0.1/15.8Ω×2=1kmとなります。
|