AHDカメラやHDMIの映像信号をネットワークカメラシステムに変換伝送

1局マルチビデオエンコーダーN-V5020-1

希望小売価格:オープン価格

H.265画像圧縮方式を採用した多機能ビデオエンコーダーです。AHDカメラ、NTSCカメラ、HDMIのいずれかの信号をネットワークカメラシステムに伝送することができます。本機自体はPoEもしくは別売のACアダプターで動作させることが出来ます。音声の入力端子を持ち、音声信号をカメラ映像とともにネットワークカメラシステムに伝送することもできます。SDカードスロットを備え、カメラの映像をSDカードに記録することができます。また拡張機能として、ディープラーニング技術を使用した画像認識機能を動作させることができます。別売のラックマウント金具を使用すれば、EIA規格に適合するラックに複数台を連結して取り付けることができます(1サイズ)。

AHD / NTSCカメラの映像を手軽に変換、AHDはフルHDで伝送

AHDカメラやNTSCカメラの映像信号をネットワークカメラシステム用の信号に変換できます。AHDカメラと組み合わせた場合は、フルHDの高画質映像を伝送できます。また、N-V5050P1は、カメラドライブユニットを内蔵しており、TOA製のAHDカメラやCVカメラと同軸ケーブル1本で接続し、映像伝送と電源供給を行えます。既設CVカメラシステムをネットワークカメラシステムへリプレイスする際や、配線の都合でネットワークカメラの導入が困難な箇所の録画を高画質化する際に役立ちます。

HDMIによる映像信号の取り込みが可能

N-V5020-1では、作業用パソコンやサイネージのHDMI映像信号をネットワークカメラシステム上に取り込むことができます。これにより、監視カメラの映像との同時分割表示や同期録画ができるので、作業現場のモニタリングやトラブル発生時の原因追跡、トレーサビリティの確保、作業効率化を目的とした振り返りなど、防犯用途以外にも役立ちます。

拡張機能:画像認識機能の活用が可能

N-V5020-1を用いることで、AHD / NTSCカメラシステムでもディープラーニング技術を活用した画像認識機能「通過人数カウント」、および「滞在人数カウント」が使用できます。例えば、「通過人数カウント」で立ち入り禁止区域に人が侵入したことを検知して録画を開始することや、「滞在人数カウント」であらかじめ設定したエリア内の人の数が一定に達した際に他の機器と連動してスタッフへの通知を行うことも可能です。また、放送設備による自動アナウンスや赤色灯を用いた警告、スマートフォンへの通知など、検知をきっかけにして他の機器を連動させることも可能です。なお、これら画像認識機能の使用には、別途専用サーバーやライセンス費用を必要としません。

主な活用例

・既設AHD/NTSCカメラシステムを、手軽にネットワークカメラシステムにリプレイス、統合
・工場において、設備管理や運用に用いるパソコン画面をカメラ映像と紐づけし、品質向上にお役立ち
・エレベーター内のようにネットワークカメラでは対応が困難な箇所にピンポイント対応
・LANケーブルでは接続が困難な長距離エリア(最大800m※)にあるカメラと接続

※ 同軸ケーブル 7C-2V 使用時です。AHDカメラのメニュー設定およびAHDコンビネーションカメラを同軸多重制御する場合は、500mになります。

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